サッカー知識

【3分で徹底解説】MF(ボランチ)の重要な役割&動きをサッカー部が語る

2019年12月10日

ボランチのポジションの役割と動きが分からない方必見♪

特にサッカー・フットサルの経験が無い方は、「ボランチのポジションの役割や動きが分からない…」と悩んでいると思います。

そこで今回はサッカー歴15年以上の体育会系サッカー部が”プレーヤー目線”でボランチについて徹底解説してみました

こんな方におすすめ

  • ボランチの動きがわからない
  • ボランチって自分い向いているの?
  • どの選手を見ればうまくなる?

ボランチ(MF)の役割とスキル

「サイドハーフってどこ!?」って思う人もいるかもしれないので、位置を確認しましょう!

ボランチとは、サッカーのポジションの中で中盤の底に位置”しています。

ボランチ(MF)に必要な役割

まずは、ボランチのポジションの役割について説明します。

ボランチはまずゲームを作ることが重要です!

主にこの3点がボランチに求められる役割です。

ボランチの役割

  • ビルドアップを助ける
  • ゲームをコントロールする
  • 攻守にハードワークをする

フォーメンションやチームの戦術にもよりますが、攻撃でも守備でも運動量が必要なポジションになります

それにコートの真ん中なので、ボールを取られては絶対にいけない場所です。

なので、パスミスが少なく、ゲーム中の冷静な判断が大事です。

日本人選手だと、遠藤選手や柴崎選手のようにパスにミスがなく、ゲームを作れるような選手が有名です

ボランチもいろんなタイプの選手がいますが、守備も強く、攻撃でもチームに勢いをもたらすことができる選手が求められています!

 

ボランチ(MF)に必要な4つのスキル

ボランチのポジションをする選手ならこのようなスキルは最低限必要でしょう。

ボランチのスキル

  • リスク管理を怠らない
  • クロスに対してしっかり戻る
  • ボールを散らして、相手を動かす
  • セカンドボールを拾い球際を負けない
  • 相手のフォーメーションの穴を見つけて、どこから攻めるかを判断する
ムーチン
もちろん、運動量や正確なパス、キック、カバーリング、コーチング大事!

攻撃の際は相手の戦術や相手の動きを読んで、ボールを散らしながら、相手を動かして、どこを攻めていくのかを考えます。

 

その際に注意することはリスク管理をすることですね。

これはサッカーで言われることが多い言葉です。

攻めるということは必ず「リスク」を伴います。

なので、ボランチはボールが取られそうだなと思ったら危機を察知し、守備にどの選手より早くつくことが大切です!

 

ボランチ(MF)に必要な”3つの動き”

ムーチン
続いてはボランチが求められる動きについて説明します。

ボランチの3つの動き

  • 常に首を振って状況把握する
  • 攻守のハードワーク
  • ボジショニング

常に首を振って状況把握する

もらう前に常に首を振る習慣をつけましょう。

簡単な流れ

→相手がどこから来ているのか

→それによってどうトラップしたらいいのか

→どういう身体の向きがいいのか

→どこにスペースがあるのか

すべて一瞬で判断できるようになりましょう

 

そうすることによってプレーの幅が広がり、ゲームを支配することができるでしょう

 

攻守のハードワーク

ボランチは常に味方のパスコースにいなければなりません。そのためにはハードワーク(運動量)が必要です。守備でも攻撃でも欠かせない存在です!

【守備】では身体を張り、相手の攻撃を阻止し

【攻撃】ではチャンスを生むようなパスやドリブルもしくは、2列目からの飛び出しで攻撃にアクセントつけることを目指しましょう!

個人的におすすめの選手がレアル・マドリードのモドリッチ(攻撃)とカゼミーロ(守備)

この2人は少しタイプが違いますが、ボランチの参考になります。

 

ポジショニング

ポジショニングとは

試合の状況に応じて、自分の位置を定めること

実際の試合では相手のFWやMFが、パスの狙い所であるボランチの足元を常に狙っています。

そこで自身についているマークを振り切り、フリーの状態でボールを受ける必要があるのです。

ここで大事なのが「ポジショニング」です

「DFラインからボールをもらって前を向く」・「セカンドボールを拾う」というプレーはポジショニングができないとできません。

自分が今どこにいて、どこに行けばマークを外せて、どのようなボールのもらいかたをすればフリーの状態でボールを受けることができるのか。

 

「ポジショニング」を習得するには常に練習中から、グラウンドを上から見るとどう見えるか、試合をイメージしながら練習しましょう!

 

参考にするボランチ(MF)海外サッカー選手ベスト3

セルヒオ・ブスケツ

チーム/代表 バルセロナ(スペイン代表)
身長/体重 186cm|76kg
利き足
プレーの特徴 高い守備力とキープ力
生年月日 1988年7月16日

カンテ

チーム/代表 チェルシー/フランス代表
身長/体重 169cm|68kg
利き足
プレーの特徴 90分間落ちぬ体力と的確なポジショニング
生年月日 1991年3月29日

カゼミーロ

チーム/代表 レアル・マドリード
身長/体重 184 cm|80kg
利き足
プレーの特徴 対応力・空中戦
生年月日 1992.02.23

ボランチ(MF)の役割と動き まとめ

ボランチ(MF)に向いているかや動き方がわからなかった人はどうでしょうか!?

ココがポイント

やはり、うまいボランチは、ボールを失う回数が少ないし、ミスが少ない

ボランチのところでボール奪われると、一気にピンチになりますからね。まわりが見れて(状況判断ができて)ミス無くパスをつなぐことが求められます。

  • どの選手がフリーで、どの選手がフリーじゃないか、
  • どの選手にパスが出せて、どの選手にパスがだせないか、
  • 自分がフリーか、フリーじゃないか、

グラウンド上にいる選手の位置を常に意識しながらプレーする。

まわりを見る、というスキルはどのポジションでも求められますが、ボランチでは特に必要とされるスキルです。

サッカーは動画を見たりや頭で考えても上手くはなりません。そこからどれだけ実戦で使えるようになったかが重要です。

ムーチン
それではでは...