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ITプリセールスとは?仕事内容・年収・必要なスキルを現役SIer5年目が解説

「プリセールスって、具体的にどんな仕事をするの?」

IT業界に興味があっても、仕事内容がイメージしにくい職種の一つだと思います。

私は現在、社会人5年目の20代会社員として、大手SIerでプリセールスを担当しています。

こんな方におすすめ

  • プリセールスってどんな仕事?
  • IT営業やSEとの違いは?
  • 年収や必要なスキルは?

この記事では、実際の経験をもとに、プリセールスの仕事内容や年収、必要なスキルについて解説します。

プリセールスという仕事に興味がある20代の方や、IT業界でのキャリアを考えている方の参考になれば幸いです。

プリセールスとは?仕事内容をわかりやすく解説

プリセールスの仕事を一言で説明するなら、営業と一緒にお客様の困りごとを聞いて、ITを使ってどう解決するかを考え、提案する仕事です。

これだとよくわからない人も多いと思うので、

私が普段やっている仕事を挙げると、こんな感じです。

プリセールス仕事一覧

  • ヒアリング:お客様の課題や要望を聞く
  • 製品・サービス選定:最適な製品やサービスを考える
  • 見積作成:提案に必要な費用を計算する
  • 提案資料作成:お客様向けの説明資料を作る
  • 製品・サービス紹介:商談や展示会で紹介する
  • 技術確認:提案内容が実現できるか確認する
  • 社内外との調整:予算や価格、条件を調整する

私も実際に働いていて感じるのですが、プリセールスは単に製品の機能を説明するだけではありません。

お客様の課題を理解し、営業やSEと協力しながら、最適な提案を形にしていくことが重要な仕事です。

プリセールス・IT営業・SEの違い

「プリセールスとIT営業って何が違うの?」これは、IT業界に詳しくない方だと、なかなかわかりにくい部分だと思います。

私の勤めているSIerだとプリセールスとIT営業・SEの違いを簡単に整理すると、

例えば、お客様から「会社のネットワークを安全にしたい」と相談された場合、それぞれの役割は次のとおりです。

  • 営業:予算や導入時期を確認し、商談を進める
  • プリセールス:最適な製品を選び、提案や見積を作成
  • SE:システムの設計・構築・設定を行う

実際には、営業が技術的な説明をしたり、SEが提案に参加したりすることもあります。

ただ、私が感じているのは、プリセールスは営業と技術の間に立って、案件を前に進める役割が大きいということです。

私が実際に働いて感じた「きついところ」を5つ紹介しているので、興味のある方はこちらも読んでみてください。

こちらもCHECK

【20代の実体験】SIerのプリセールスがきつい5つの理由|社会人5年目が本音で解説

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プリセールスの年収はどれくらい?

プリセールスは、IT業界の中でも専門性を活かして年収アップを目指せる職種の一つです。

国内SIerでは、いまだに年功序列的な会社は多いと思います。

ここでは参考として、実際に私がSIer営業として新卒入社した時から社会人1年目から5年目までの年収例を紹介します。

社会人歴 年齢 年収
1年目 23歳 400万円
2年目 24歳 450万円
3年目 25歳 500万円
4年目 26歳 550万円
5年目 27歳 630万円

参考

SIer業界問わず業界全体における日本企業の平均年収は429万円です。
出典 doda 平均年収ガイド

プリセールスが年収をあげるために必要なスキル

プリセールスに必要なのは、技術力だけではない。

むしろ、技術力があるだけでは案件を前に進められない。

実際の業務を通じて、特に重要だと感じているスキルを4つ紹介します。

① 技術力

プリセールスに技術力は欠かせません。

お客様からの技術的な質問に回答したり、製品の仕様や制約を確認したりする機会が多いからです。ただし、すべての技術を完璧に理解する必要はないと思っています。

私自身、わからないことがあれば、自分で調べたり、メーカーや技術担当者に確認したりしています。

大切なのは、わからないことを曖昧にせず、周囲の力も借りながら正確な情報を伝えることです。

② コミュニケーション能力

プリセールスは、営業やSE、メーカー、お客様など、多くの人と関わります。

例えば、営業は製品のメリット、SEは技術的な仕様を知りたいことが多いです。そんな中、相手の立場に合わせて、説明する内容や変える必要があります。

大切なのは、自分が伝えたいことを話すのではなく、相手が知りたいことをわかりやすく伝えることです。

③ 関係構築力

プリセールスの仕事では、自分一人で解決できないことも多くあります。

例えば、製品の細かな仕様を確認したいときや、過去の類似案件について知りたいときです。そんなとき、社内のSEやメーカー担当者など、気軽に相談できる人がいると仕事を進めやすくなります。

大切なのは、単に知り合いを増やすことではなく、困ったときに相談し合える関係を築くことです。

④ 巻き込み能力

営業はお客様の予算やスケジュール、SEは技術的な実現性、メーカーは製品の仕様など、それぞれ重視するポイントが異なります。

そのため、利害の一致しない関係者の意見をまとめ、周囲の協力を得ながら案件を前に進める力が最も大事になってきます。

私自身が社会人5年間で経験し、「これは評価につながった」と感じた7つの行動を、こちらの記事で紹介しています。

こちらもCHECK

【社会人5年目】若手プリセールスが実際に評価された7つの行動|仕事で意識していること

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プリセールスに役立つ資格

特に、ネットワーク・セキュリティ領域のプリセールスを目指す方には、次の資格がおすすめです!

資格 主な学習内容 おすすめの人
CCNA ネットワーク基礎 IT初心者・若手SE
CCNP ネットワークの専門知識 ネットワーク経験者
Fortinet認定資格 セキュリティ・Fortinet製品 セキュリティ担当者
AWS認定資格 クラウド技術 クラウド領域を学びたい人
基本情報技術者試験 IT全般の基礎 IT初心者
情報処理安全確保支援士試験 情報セキュリティ セキュリティの専門性を高めたい人

資格を持っているだけで、プリセールスとして活躍できるわけではありません。

ただ、資格の勉強は技術知識を体系的に身につける良い機会になります。

私自身も、資格の勉強を通じて、普段扱っている製品や技術への理解が深まったと感じています。

入社1年目から始める!プリセールスになるための3STEP

「将来はプリセールスとして活躍したいけれど、何から始めればいいかわからない」

そんな入社1年目の方に向けて、私がおすすめする3つのステップを紹介します。

STEP1:ITの基礎知識を身につける

まずは、ネットワーク・セキュリティ・クラウドなど、ITの基礎知識を学ぶことから始めましょう。

例えば、ネットワークならCCNAの学習がおすすめです。

すべての技術を理解する必要はありません。

まずは一つの分野から学び、少しずつ知識を広げていくことが大切です。

STEP2:実際のIT製品に触れてみる

知識を身につけたら、実際に製品を操作してみましょう。

例えば、ルーターやスイッチの設定、ファイアウォールの基本操作などです。

実際に製品を触ることで、技術への理解が深まり、お客様への説明にも自信がつきます。

STEP3:営業や先輩の提案業務に参加する

技術を学ぶだけでなく、実際の案件に関わる経験も大切です。

例えば、営業との打ち合わせに同席したり、提案資料や見積の作成を手伝ったりすることから始めてみましょう。

先輩の仕事を見ながら、案件がどのように進むのかを学ぶことが、プリセールスとして成長する第一歩になります。

まとめ|プリセールスに必要なのは技術力だけではない

今回は、プリセールスの仕事内容や年収、必要なスキル・資格について紹介しました。

この記事のポイントは、次の4つです。

まとめ

  • 仕事内容:営業とSEの橋渡しになり、お客様に最適なITサービスを提案する
  • 年収:若いうちから高年収を目指せる可能性がある
  • 必要なスキル:技術力・コミュニケーション能力・関係構築力・巻き込み能力
  • 目指し方:ITの基礎を学び、製品に触れ、提案業務を経験する

ここまでさまざまなポイントを紹介しましたが、私が一番伝えたいのは、次のことです。

プリセールスに必要なのは、技術力だけではありません。

お客様の課題を理解し、営業やSEなど周囲の人と協力する力も重要だと感じています。

これからプリセールスを目指す方も、最初からすべての知識やスキルを身につける必要はありません。まずはITの基礎を学び、できることから少しずつ経験を積んでいきましょう!

この記事が、プリセールスに興味のある方の参考になれば嬉しいです。
  • この記事を書いた人

ゆうきのすみっこ

20代SIer営業|USCPA勉強中・米国株投資・結婚生活など、“社会人の戦闘力”を上げる過程を発信しています。【経歴】高校サッカー全国大会▶︎浪人▶︎愛知の大学サッカー部▶︎ITインフラ業界

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